【経験談】延命治療における家族の決断

雑談

ここでは私が実際に経験した家族との関わりについて印象に残っていることをお話します

実際の経過と気持ちを話すわ

延命治療についてはこちらを見てください【相談】延命治療のメリット・デメリット 

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治療を施したが回復困難となった例

  • 50代
  • 心筋梗塞にて救急搬送
  • 心臓カテーテル治療実施
  • 人工呼吸器とPCPS(経皮的心肺補助装置)を装着して入院となる
  • 昇圧剤などの多数の点滴あり
  • 意識・反応共になし
  • 母親と2人暮らし

どんな感じか想像つかんわな

ベッドの周りが大量の医療機器で埋まっているような状態です

左右の位置に1人ずつしか人が入れません

人工呼吸器は口から管、PCPSは足の付け根から太い管が入ってます

見ているだけで心が痛くなると思います

延命治療の終了を決断した家族

治療を終えて入院となってから医師から説明がありました

今は機械で命を繋いでいる状態で回復は困難である」と説明

家族は呆然と話を聞いてる感じでした

その後、家族は直接本人と会いましたが言葉が出ず涙を流し続けてました

それまで元気にしていたのに急に命の問題になったのですから気持ちも何も追い付かないことが一般的だと思います

私は次の日も仕事だったので出勤すると家族は既に居られました

休憩室で少し休んだりして一晩病院に居たとのことでした

昨日と比べて涙は少なかったですが疲れた顔をしていました

私は「大丈夫ですか?」と声をかけ会話を始めました

  • 急にこんな状態になって
  • 何をしても反応がなくて
  • こんなにたくさんの機械が繋がれて
  • もうどうしたらいいか

と急な変化についていけていない状態でした

一通り話を聞いてから「食事は食べてますか?」「家に帰って寝た方が良いですよ」

自分の身体をまず心配するように促しました

自分の身体の疲れを感じなくて共倒れになることもある

その日は帰られて家で少しだけ食事もし少し寝ることも出来たと話を聞くことが出来ました

少しずつ自分の身体にも気遣うようになってきたところで直接相談をされました

「この機械とか止めることは出来ませんか?もうこんな姿を見続けるのは疲れました」

先生に家族の要望を伝えると、PCPSを停止し、昇圧剤等は投与中のモノで終了し、必要最低限の点滴のみ持続する形となりました

人工呼吸器に関しては過去に訴訟問題にもなったこともあり抜去は困難であると説明し納得されてました

ちょっと古い記事ですが、現在まで法律の変化も無いので参考に
「人工呼吸器は外せるのか?」の答えを求めて|なぜ今『救急×緩和ケア』なのか | 看護roo!
またこの年から今までこのような問題にまで発展したことは無いとのことです
しかし、同じような問題が起きる可能性があるため人工呼吸器の抜去は困難となっています
徐々に血圧が低下していき1日と経たずに永眠されました
                 

最後の瞬間の時には私はその場にいませんでした

家族からは沢山の感謝の言葉を頂いたと話を聞きました

この経験から

この出来事は1週間も経たずに起こってます

私自身は延命治療については積極的ではない考え方です

残された側への負担を出来るだけ少なくしたいと思ってます

今回も家族が倒れないように心の整理や自分の身体を気遣うことを中心に接していました

実際にこれで良かったのかはわからない

たった1週間程度の出来事

この方の後悔が少なかったら良いなと思っています

延命治療を選択した時の注意点

今回は延命治療を辞める決断をした例についてお話しました

もちろん延命治療を望む方も居られます

もし延命治療を行うなら家族も覚悟を決めた方が良いです

もしかしたら新たな治療法が見つかる可能性もあるかもしれません

しかしそれは滅多にないこと

延命治療で良くなる可能性は0に近い

徐々に衰退していく

身体がやせ細ってきたり点滴の影響でブクブクにむくんできたりします

ゼイゼイと口を開けて苦しそうな呼吸へと変化していきます

そういう変化があることを覚悟しましょう!

 

最後まで読んで頂きありがとうございました!

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